医師


 

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荻原 健   ◆専門 #糖尿病 #甲状腺

 


 川崎糖尿病甲状腺クリニックは、糖尿病や糖尿病との関連が深い生活習慣病、甲状腺疾患の内科診療に重点をおいたクリニックです。私は糖尿病・内分泌分野を専門とする診療科に所属し、大学病院もしくはその関連施設において、20年以上に渡って研鑽を積み重ねました。これまでに培ってきた専門医としての質を担保した診療を、患者様に寄り添った場所から、より皆様の負担が少ない形でご提供したいとの思いが結実したのが当クリニックです。

 近年の糖尿病診療は、患者様の生活の質の維持を治療目標として掲げており、そのためには糖尿病合併症をいかに防ぐかが鍵となります。糖尿病は自覚症状が出にくく、治療の必要性や効果を実感しづらい病気ですが、いざ糖尿病合併症の症状が出ると、生活に不便を感じることがでてきます。糖尿病合併症の発症や進展をおさえるために、さまざまな情報が蓄積されていますので、それを皆様にわかりやすく伝え、情報を共有することで、皆様が診療にご納得し、病気に向き合っていただける環境を整えていきたいと考えています。

 私が医師になりたての頃、糖尿病治療薬の種類は限られていましたが、2010年頃より様々な薬が認可され、その選択の幅が大きく広がりました。ただし、血糖値の調整には複数の臓器がかかわっており、血糖値が上がる要因は、患者様によってまちまちです。糖尿病治療薬は、すべての糖尿病の患者様に等しく効果があるわけではなく、それぞれの薬には得意、不得意があったり、薬特有の副作用もあります。私の医師としての歩みは、新しい糖尿病薬を次々と使いこなしてきた歴史でもあります。そして、糖尿病治療は長期に続くことが多いため、患者様の血糖値が上昇する要因を見極め、生活習慣にも配慮した治療の選択も大切です。私の専門医としての経験を、皆様で是非ご活用ください。

 甲状腺疾患の診療は、古くからある薬が中心であり、その種類も限られています。甲状腺機能異常症は、内服薬で安定することが多いのですが、ときに甲状腺機能が不安定に変動したり、薬の副作用のために、治療の継続が難しくなる場面があります。少ない治療選択肢のなかで、薬の組み合わせ方や、匙加減が甲状腺機能の安定化につながることもあり、内分泌外来での長い経験がお役立てできる場面があると考えています。

 糖尿病や甲状腺疾患に関する日頃の疑問について、なんでも気軽にお尋ねください。

院長 荻原 健 (おぎはら たけし)



プロフィール

経歴 1995年 順天堂大学医学部卒業
1998年 順天堂大学医学部内科学・代謝内分泌学講座入局
2003年 順天堂大学医学部内科学・代謝内分泌学講座助手
2006年 バージニア大学留学
2008年 インディアナ大学留学
2010年 順天堂大学医学部附属練馬病院助手
2011年 順天堂大学大学院代謝内分泌内科学講座助教
2012年 順天堂大学大学院代謝内分泌内科学講座准教授
2021年 順天堂大学医学部附属静岡病院先任准教授
2023年 川崎糖尿病甲状腺クリニック 院長
資格 医学博士
日本内科学会 総合内科専門医
日本糖尿病学会 糖尿病専門医
日本糖尿病協会 糖尿病認定医
日本内分泌学会
所属学会 日本内科学会
日本糖尿病学会
日本内分泌学会

 

薬剤師


 

 

 薬学部を卒業後、総合病院に勤務し、糖尿病、内分泌疾患、消化器科の病棟を担当しておりました。そして、病院では外来・入院患者さまのお薬を準備することはもちろんのこと、病棟のナースステーションに常駐し、他の医療スタッフと協力・連携しながら、治療に携わっていました。

 川崎糖尿病甲状腺クリニックでは、病院での勤務経験を活かして、院内処方の調剤や患者さんへの薬の説明等をおこなっております。特に糖尿病薬は作用機序が異なる多くの薬があり、医師の指示通り内服いただくことが大切であると実感しております。また、新しい薬がしばしば開発されており、最新の情報を患者さんへお届けできるように努めてまいります。

 医師に聞きづらいことや、薬で気になることなどありましたら、お気軽にお申しつけください。医師へフィードバックし、医師と患者さんとの懸け橋になれるような役割を担いたいと思っています。患者さんに適切に情報を提供し、お役に立てれば幸いです。よろしくお願いいたします。

■日本薬剤師研修センター研修認定薬剤師
■神奈川県糖尿病療養指導士

薬剤師 藤原 香奈